2012年1月10日火曜日

成人式

8日は全国各地で成人式の式典が開催された。昨年の東日本大震災で被災された東北地方では、冒頭黙祷から始めたり遺影を飾るなど、犠牲者となった新成人を追悼する等の方式で式典が開催された。

震災により大変残念なことに犠牲となり、記念すべき式典に出席することができない新成人の方々のご冥福を改めてお祈りしたいと思う。

産経新聞が行った被災3県の新成人に対するアンケート調査によれば、震災経験により一番大切だと思ったのは家族だとの回答が多かったとのこと。さらに8割以上が震災復興の役に立ちたいと回答したとのこと。

近年比較的希薄になりがちだった家族や地域の「絆」の大切さを、被災経験を通じて若者たちも改めて認識を強くしていることを痛感する。

被災地の復旧・復興にかける地元の皆様の気持ちを汲み、いち早く期待に応え実現するのは政治の力である。温かい心で被災者と真摯に向き合うことは政治の原点だと思うが、現政権にはそれが希薄に見える。

政治を志す者として復旧・復興が遅々として進まない現状を、被災された皆様に改めてお詫び申し上げたいと思うと同時に、党利優先で被災地支援や国民生活を後回しにしている現政権に憤りを感じざるを得ない。

今年こそ私は、我が自民党とともに心の通う政治を実践するため、政権奪還に向け決戦に臨む。