2012年2月23日木曜日

自民党NEWS!!

■増税大綱閣議決定 谷垣禎一総裁「ガラス細工みたいだ」消費税増税を柱とした社会保障と税の一体改革の大綱が17日閣議決定されたことについて、谷垣禎一総裁は記者団に対し、「マ二フェスト違反で国民の信頼を得ることができるのか」と改めて指摘した上で、「年金改革をどうしていくか。最低保障年金をどうするのかという、政策の詰めが十分でない」と批判。さらに「党議決定しているのか。この内容で議論していくと多分まとまらなくなるのだろう。ガラス細工みたいだ」と述べ、今後国会論議で問題点を正していく方針を示しました。

■宜野湾市長選 わが党推薦の佐喜真氏が初当選米軍普天間基地移設問題などを争点に、沖縄県宜野湾市長選が12日に行われ、わが党推薦の佐喜真淳氏が初当選しました。保守市政は27年ぶりとなります。谷垣禎一総裁は「市長と一緒に沖縄県民の気持ちに寄り添いながら、生活の安心・安全の確保に、自民党としても頑張っていきたい」、大島理森副総裁は「普天間を固定化しないために国を動かす行動力のある市長は誰かということと、基地問題だけではなく、市の生活や経済をどうするかというビジョンを訴えた成果だ」とそれぞれ述べました。

■「アジアへのインフラ投資を」御手洗冨士夫氏を招き議論国土強靱化総合調査会は16日、キヤノン会長兼CEOの御手洗冨士夫氏を招き、議論しました。御手洗氏は、国土強靱化に考慮すべき点として、世界のGDPに占めるアジアの比率が2050年には50%を超え、この10年でインフラ投資ニーズは8兆ドル近くに及ぶことを示しながら、「アジア・太平洋地域の結節点となるわが国は、アジアのインフラ整備を通じ、シームレスな企業活動の基盤を作ることが必要だ」と提起しました。

■「わが党の政策ビジョンと平成24年度予算案」(農政関連)骨子案を了承農林部会は14日、「わが党の政策ビジョンと平成24年度予算案」(農政関連)の骨子案を了承しました。同案は「力強い日本農業の道筋を考えるプロジェクトチーム」(赤澤亮正座長)が取りまとめたものです。政策ビジョンでは、政権交代前に実施していたのと同等の施策を確実に遂行できるよう必要な農業予算総額を確保するとともに、「自助」の考え方に反する農業者戸別所得補償制度を見直すことなどを主な柱として掲げています。同部会ではさらに議論を重ねて具体策を盛り込んでいく方針です。