2012年6月22日金曜日

日本の再起のための政策-3つの理念 3つのビジョン

3つの理念

【1】まず、自分が頑張る!(=自助自立・個人の責任感)
政治・行政が、まず自ら身を削る努力をするのはもちろん、国民の皆様の自助
自立を出発点とします。頑張る人々がしっかり支える社会であって初めて、
弱い立場の人たちを守れます。われわれは額に汗して働く人達が輝き、報われ
る国を創ります。

【2】社会で役割を果たす!(=助け合い・「絆」・社会への責任)
自助自立で足りない部分は、社会全体がお互いに助け合います。東日本大震災
発生後に世界を驚嘆させた日本人の総力の結集(=絆)が大切です。われわれ
は一人ひとりが社会で役割を果たす意思によって日本の再生を実現します。

【3】未来につなげる!(=次世代への責任・将来への投資)
次世代につけを回さないのはもちろん、親の世代から引き継いだ国土、経済、
財政、そして日本の歴史や文化、国際関係などを、昨日より今日、今日より
明日、より豊かなものにして、愛する子や孫たちに渡そうではありませんか。
われわれは将来への投資を重視し、再び世界に誇れる、貢献する日本を目指
します。


3つのビジョン

【1】国民の安全・安心が第一

今の政府のもとでは、領土から災害対策、経済・エネルギー危機、年金財政
に至るまで国民の安全・安心はおよそ確立されていません。
自民党は、国民の安全・安心のため「今やるべきこと」を明示し、法律・
予算・体制・制度などを周到に準備して、日本の安全と国民の安心を確立し
ます。

憲法改正による日本の再出発(自衛権を明記し、国防力の強化のために
 人員・装備・予算を拡充)
事前防災の考え方による国土の強靭化(国土強靭化基本法の策定)、情報
 セキュリティの抜本的強化など有事・大規模災害への備え
国際(IAEA)基準に則った組織の新設など原子力規制の仕組み、エネ
 ルギー政策での「安全第一主義」の徹底
自助を基本に共助、公助を組み合わせた持続可能な社会保障制度の確立
 (社会保障基本法の制定)


【2】バラマキから雇用・成長へ

今の政権は、バラマキマニフェストの破たんを覆い隠すことに汲々とする一方
で、雇用の拡大や経済成長には全く無策です。自民党は、デフレからの脱却を
最優先に資金配分をバラマキから雇用・成長に転換、将来の技術開発・人材育
成を進め、経済のパイの拡大(=経済成長)を実現します。

デフレからの脱却を最優先。「物価目標2%」に向けた日銀法改正と思いき
 った金融緩和
リーマンショック後の重要の落ち込みを補い、日本経済を再び成長軌道に乗
 せるための需要創出、成長戦略に重点を置いた財政運営
将来の技術開発や人材育成への資源の優先配分、大胆な税制優遇措置など成
 長分野へのインセンティブ付与
新しい成長モデルに向けた「貿易立国」プラス「投資立国」の双発型成長エ
 ンジンの創造と両者の相乗効果の最大限の発揮
雇用の拡大。子育てと仕事の両立など頑張る人を支援。働くことを求めない
 現金給付中心の生活保護を抜本的に見直し、就労の支援へ


【3】新たなフロンティアへの挑戦

わが国には、世界第6位のEEZ(排他的経済水域)を有する海洋、宇宙、
電子地理空間(G空間)やサイバーセキュリティを含むICT分野などまだま
だ未開のフロンティアが多く残されています。また、先進国でも最も進んでい
る少子高齢化の課題解決も新たなフロンティアへの挑戦です。自民党はこれら
の新たなフロンティアへの挑戦を全力で推進します。

海洋(大陸棚)開発などによる「資源小国」から「資源大国」へ
サイバーセキュリティ産業の創出などによるICT産業の活性化
再生可能エネルギーの拡大、エネルギー源の多様化と持続可能性への挑戦
新たなフロンティアとしての少子高齢化社会の問題解決(ICT、バイオ、
 ロボット技術などの活用による医療、介護分野システム・サービスの革新)