国立研究機開発法人日本原子力研究開発機構、東濃地科学センター
瑞浪超深地層研究所の視察に行ってきました。
原子力発電で生じた高レベル放射性廃棄物を、安全に地層処分する為の研究や
技術の開発を行っています。そのため、地下深部の岩盤構造や地下水の状態などの
地質環境を的確に把握することが重要で、ここでは実際に地下に研究坑道を建設して
研究しています。
研究は3段階に分けて進められており、第3段階の1000mの坑道が完成すると、
地下深くの岩石や地下水への影響を調べるそうです。現在は第2段階まで研究が進んで、
500mまでの水平坑道掘削が終了しています。
私たちは、300mの坑道と地上施設を見学してきました。
外壁が金網だけのゴンドラエレベーターで地下300mの坑道に着きましたが、見るものも、
聞くものもまさに初めてであり大変な興味が湧いた視察でした。